区分投資とは、1棟のマンションの1室へ投資を行う手法です。不動産投資手法の中で、最もポピュラーな投資手法といえます。
区分マンションは、購入/利用する時の形態の1つで、住居用に買う方なども含めて、1世帯につき1部屋を所有するのが、一般的なマンション購入です。
例えば20部屋あるマンションがあったとして、1人のオーナーさんが1棟まるまる所有するのではなく、それぞれの部屋ごとに、それぞれのオーナーさんがして、1部屋毎に所有者が異なる、1部屋、1部屋で販売されている、というような建物/マンションを、「区分マンション」といいます。構造上区分され、独立して住居・店舗・事務所などとして利用できる、数個の部分から構成されているような建物を「区分所有建物」といいます。「分譲マンション」などが区分マンションの代表例です。
不動産投資においては、区分マンションへの投資は、1棟まるごと投資をするよりも、1部屋だけを所有する事になるので、比較的小額で始める事ができます。中古であれば200万〜、新築で1500万〜程度のため、初心者でも始めやすい金額帯です。
また、自分が住んでいた区分マンションを貸すことで大家になるケースもあります。それだけ身近なため、区分への投資については、ハードルが低い面、デメリットも数多くあります。
マンションの他の部屋は、他のオーナーが所有していますので、他のオーナーとの兼ね合いで、家賃が決まってきたり、マンションの修繕等を勝手に行ったり、あなたの考えだけでは実施できない事が多くなり制限がでてくる、というデメリットも出てきます。
まとめ
区分投資は、少額の投資で購入できることから、リスクが低く参入が容易であることが、良い点と思います。区分投資は、1棟投資の違いで見て、なぜ融資を受けて拡大するのが難しいか、などは把握していった方がわかりやすいでしょう。次の記事以降で詳しくみていきます。
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