キャッシュフロー1棟投資:家賃収入でリタイアするにはキャッシュフローを重視する
キャッシュフロー1棟投資法は、短い期間に家賃収入だけでリタイアおよびセミリタイアできる可能性のある投資手法です。
家賃収入だけで生活をしたいというのは、多くの不動産投資家の夢だと思います。
その夢に向かっていながら、途中で挫折してしまう人を数多くみてきました。
そこにはキャッシュフローを重視するという戦略を確実に実行できなかったということにつきます。
業者からいま買わないと買えないですよと半ば脅され、キャッシュフローが出ない物件に高金利な融資をつけて買うと、そこで成長はおしまい。借金におびえながら生活をするといった本末転倒な方に多く出会います。
キャッシュフローを重視するとは、簡単にいえば、賃料収入から銀行への返済、経費・税金を支払った後でも潤沢な現金が残ることです。
短期でリタイアを目指すには、銀行目線で融資が出しやすい状況にしておかないといけません。
キャッシュフローを出すうえで一番大変なのは、銀行への返済の部分です。銀行の基本的な融資年数の考え方は、耐用年数-経過年数となります。耐用年数は、木造22年、鉄骨造34年、鉄筋コンクリート47年となっています。
そのため、木造築古では、融資年数が長くひけないため、銀行への返済が高額になります。
1億円を借入した時に、10年で返済するのと30年で返済するのでは、倍以上の大きな差になります。
金利3% 30年:42万程度/月
金利3% 10年:96万程度/月
耐用年数以上での融資年数で借入できる可能性はありますが、仮に耐用年数の兼ね合いから10年返済になりますと家賃収入で返済しきるのは難しくなります。これが、よく言われる築古の大変なところです。
鉄筋コンクリートでまだ経過年数が短い物件ですと30年や35年といった融資期間がひけるため、キャッシュフローで考えたときに新築および中古の鉄筋コンクリート、新築のRC、鉄骨造などを選択することが多くなります。
不動産経営は経費が思った以上にかかります。退去後の原状回復や水漏れなどの突発的な修理費用など。そうするとキャッシュフローがでていないと、経営が行き詰まるもしくはリタイアから遠ざかるという結果になります。
まとめ
短期間に家賃収入だけで生活できるようにするには、キャッシュフローを重視した投資方法が最適です。但し、銀行融資を味方につけないと拡大ができないので、借入をコントロールできるスキルがないと実現できません。
無料メルマガ登録:大家の味方
キャッシュフロー1棟投資:リタイアするにはキャッシュフロー 関連ページ
- 不動産投資のメリット
- 不動産投資のデメリット
- 投資戦略を決める!
- キャッシュフロー1棟投資:目標キャッシュフロー
- キャッシュフロー1棟投資:目標達成までのシナリオ策定
- キャッシュフロー1棟投資:借金への恐怖感をなくす
- キャッシュフロー1棟投資:返済比率は50%以下にする
- キャッシュフロー1棟投資:銀行評価の出る物件を狙う
- キャッシュフロー1棟投資:簡便的な物件評価ステップ
- キャッシュフロー1棟投資:物件評価の出ない物件
- キャッシュフロー1棟投資:狙う物件を絞る
- キャッシュフロー1棟投資:融資可能エリアで探す
- 不動産業者の選び方
- 物件情報をもらうには買えることをアピールせよ
- 物件概要書の見方
- レントロールの見方
- 必要な資料を収集する
- 現地調査
- 賃貸仲介会社への賃貸ヒアリング
- 物件に完璧ない:リスクを取れるかどうか
- 気を付ける事:私道負担、上下水管が他人敷地に敷設
- 気を付ける事:機械式駐車場、電気温水器
- 区分投資
- 区分投資:一棟投資との違い@
- 区分投資:一棟投資との違いA
- 区分投資は利用価値しかない
- 区分投資の売却は意外に簡単
- 区分投資:狙う物件(立地・価格帯)
- 区分投資:狙う物件(間取り)
- 区分投資:狙う物件(管理費・修繕積立金)
- 区分投資:狙う物件(キャッシュフロー)
- 区分投資:新築は避ける
- 築古土地値投資法
- 築古土地値投資法:狙う物件(土地・価格帯)
- 築古土地値投資法:狙う物件(間取り・設備)
- 築古土地値投資法:売却で意外に苦戦する
- 新築アパート投資法