火災保険の代理店をどう選ぶか

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保険代理店の選び方

細かい保険の詳細は、さておき、火災保険や地震保険の重要性、保険の掛け方もある程度わかったけどどこにお願いすればいいか迷われると思います。

 

つばりいいますが、良い(強い)保険代理店を選ぶこと!しかありません。それも私たち不動産オーナーにとって良い代理店です。保険代理店はあくまでの保険契約をとってなんぼの世界であり、保険契約を取って彼らの給料となります。そのため、保険代理店は、保険契約を結ぶことは喜んで対応しますが、保険の支払となると面倒になるからです。

 

保険会社にもいろいろな特徴や噂レベルの話までよく聞きますが、こちらは、差し引いて考えられた方がいいかと思います。A保険会社は、火災保険を伸ばしているところだから保険請求が甘い等々いろいろな噂を聞きます。当たっているなと思うこともあれば、違うなということもあります。私は、代理店の数回変えていますが、保険請求については、代理店が介在しますので、代理店の能力によるところが大きいと思います。強い代理店の中で、評判の良い保険会社を選ぶことが良いと思います。

 

これは、あくまでも聞いた話で確証はありませんが、保険の支払の多い代理店に対しては、審査が厳しくなったりというような嫌がらせも発生します。不動産オーナーは、顧客であるにも関わらず、コミッションは保険会社から保険代理店に支払われるため、保険代理店としても保険会社の顔を見ながら仕事せざるを得ない事情もあるようです。

 

悪い代理店になると、老朽化が理由では保険金は支払われないのですが、電話でのヒアリングの際に、配水管に物が詰まって溢れた場合でも「老朽化が原因ではないでしょうか」、などのようにすべての原因を老朽化の方向にもっていきます。原因をよく聞かずに、老朽化は保険が支払われないので適用されません、という話の方向にもっていきがちです。

 

保険を請求する不動産オーナーは、保険について詳しく把握していないため、配水管に物がたまたまつまって溢れた場合でも、築が20年以上経っている建物だと老朽化で保険が支払われないと思いこんでしまいます。その他にも破損等があっても老朽化だからだめかと諦めている不動産オーナーが多いことに私も驚きます。使えるのはやはり火災が起きたときとしか把握していない不動産オーナーも多いです。

 

良い代理店は、事故の発生事由を聞きながら、どのような補償が適用されるかを真剣に検討し深堀してくれます。このような保険のスペシャリストであらう代理店が協力してもらえないと、保険がまともに適用されないのが実態です。

 

では、良い(強い)保険代理店をどのように選べばいいか?これは、先輩にあたる不動産オーナーに聞くのが一番早いです。保険に入り、事故が発生したときに初めて保険代理店にお願いすることになりますが、なかなか良し悪しは分かりません。

 

100室以上の規模の賃貸経営をされている方であれば、保険を適用する事故はたくさん起きているはずです。私もそうですが、たとえば、室外機が盗難あったり、フェンスが壊されたり、排水に物がつまって店舗に水があふれてしまった(休業損害あわせて180万超)など、たくさんの経験をされています。不動産賃貸事業で成功しているオーナーは、いろいろ手伝ってくれると思いますので、そのような方に聞いてみてください。

 

まとめ:保険会社で選ぶよりも、強い保険代理店を先に見つける事。保険代理店の選び方は、メガ大家の口コミが一番です。請求できるできない、保険金額に渡るまで人を介する構造のため、適切な代理店を選ぶことが重要です。そのあとに、保険会社の商品を見比べてください。

 

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