火災以外が重要⑥盗難・偶然な事故による破損・汚損
盗難・偶然な事故による破損・汚損（※補償、補償範囲等は保険会社によって異なります。 ※故意や重過失は法令違反になりますので補償の対象外。記載内容を保証するものではありませんので各自で保険会社へ確認してください ）
盗難は、意外と発生確率があります。住宅への侵入による盗難やマンション共用部の設置物を盗難するなどの被害は比較的あります。
- 盗難は、窓を破られて侵入した、ドア錠を壊して侵入したなどで建物に被害があった場合に補償されます。入居者の現金が盗まれた等については、入居者の保険で対応することになります。私の物件で会った事例としては、店舗の室外機が盗難されていました。室外機の金属部分を売るようですが、室外機が盗まれれば、エアコンが使えなくなるので被害して警察に届け、保険で補償されました。意外と予想してできないものが盗難の被害にあいます。
- 偶然な事故による破損・汚損は、不測かつ偶発的に起こる事故で、他の火災保険が補償する災害に該当しない一定の損害をカバーするものです。保険会社や商品にもよりますが、偶発的な事故による建物の破損をカバーします。確率的には低いものですが、保険が適用されたらラッキーくらいのものと考えておいてください。
- 破損・汚損：家具を運んでいた時、壁にぶつかり、穴が開いた。子どもがおもちゃを投げ、窓ガラスが割れた。建物の給排水設備であれば水濡れが適用できるのですが、駐車場内に敷設してある配管が突然破裂して被害がでた、病死した部屋の汚損等。
まとめ；破損・汚損は、確実に入っておきたい補償のひとつです。適用範囲が保険会社の解釈によって広い部分でもあるので、建物の被害にかなり使えます。病死した部屋を汚損として処理してもらえれば、高齢者を受け入れるリスクもある程度回避できます。偶然な事故による破損・汚損は、確率的には低いですが、余裕があれば入っておいた方が無難です。
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