空き店舗、空き地、空き倉庫の有効活用にトランクルーム

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パーティションか物置のどちらを選択するか

 

室内型のトランクルームの収納するスペースとしては、パーティションがいいのか物置がいいのか検討しましょう。

 

収納するスペース
・パーティション型
 トランクルーム用のパーティションで大手のトランクルーム事業者が取っている方式です。室内型ではほぼ90%以上が取っている方法です。パーティションは、亜鉛メッキ鋼板かアルミ製のものが多く、見た目がシャープでかっこいい雰囲気に仕上がります。

 

 収納スペースがパーティションで区切られているだけのタイプと棚板がついているタイプがあります。

 

 パーティション型のメリットは、狭いスペースもオーダー等でパーティションを細かく区切れる場合が多く、通路等を除いた実質貸出面積のレンタブル比が高くなります。最もポピュラーなタイプで人気が根強い商品です。

 

 難点は、パーティション型を採用する場合は、内装を事務所のように通路部分にはフロアタイルや壁にはクロスなどのように、内装が必要になります。また、パーティションの天井が、防火上あけておかないといけないので網目上のメッシュタイプのようになっています。この網目上のメッシュタイプの部分からほこりが入るため、しばらく放置しているとほこりが溜まってしまいます。

 

・物置型
 イナバやタクボ、ヨド物置といった外に置いても使える物置を室内に設置するタイプです。パーティション型よりはやや武骨な感じで分譲マンションの外置きのトランクルームとして使われたり、家の敷地内に置かれています。

 

 物置型のメリットは、内装がほとんど必要がなく、スケルトン状態から設置が可能なところです。内装費がほとんどかからないため、スケルトン状態から一気に設置ができるため、パーティション型よりもコストが低くなります。また、外でも使われるタイプなので天井が塞がれておりほこりが入りにくくなっています。

 

 物置型のデメリットは、パーティション型より人気は低いでしょう。また、物置はパーティションと異なり規定のサイズとなるため、レンタブル比はパーティション型より低くなります。

 

 ⇒パーティションか物置型かについては、設置予定のスペースに内装有無で判断して良いと思います。内装があればパーティション型、スケルトンに近い状態であれば物置型の方がコストが低く収まるでしょう

 

 

トランクルーム事業の方針との兼ね合い
パーティション型か物置型かは、コスト面で判断する方法と、今後事業として拡大していく上での方針に依ります。完全な低価格でいくのであればスケルトンに物置を設置するほうが適しているイメージがあり、低価格〜中価格までを狙うのであれば、パーティション型も良いでしょう。

 

パーティション型と物置型は、イメージの異なる商品となるので、拡大していく上で併用するのか、どちらかにするのかは、ある程度決めておきましょう。

 

まとめ
パーティションか物置型かは、どちらでもいいでしょう。収支を計算しどちらが初期コストが安く、賃料が取れるのかも検討してから決めましょう。事業方針次第の面もあるので、候補予定店舗等でパーティションにするか物置にするかを判断する必要あります。

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