空き店舗、空き地、空き倉庫の有効活用にトランクルーム

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滞納・クレーム対応

トランクルームの利用者が滞納とクレームを起こした場合について説明します。

 

滞納
トランクルームの滞納は、居住用の部屋ほどではないですが、発生します。

 

大事な趣味の道具等を入れている方で滞納される方はほぼいません。
しかし、トランクルームに保管するものは、大事なものというよりは、どちらかというと家に置いてあると邪魔なものである方が多いです

 

そのため下記のようなケースで滞納するケースがあります。

 

@不要なものをトランクルームに入れたが、不要なので滞納して行方をくらませるケース

 

A愛着がないものなので、費用負担が重くなり、1か月〜2ヶ月程度の滞納を繰り返すケース

 

@のケースは悪質なケースもあり、借りて翌日から払わなくなり、逃げてしまう方も稀にいます。このような人に貸さないためには、審査の時に、何を保管するかどのように使うのかをかなり聞くように心掛けてください。居住用と異なり、トランクルームの場合は、保証人や連帯保証人無しで貸し出しても多くは問題ないのですが、少しでも怪しいときは、必ず連帯保証人をつけた方がいいでしょう。

 

Aのケースが最も多いケースです。自分が住んでいる居住用であれば、追い出しやクレームが入るのを嫌がって、滞納しない人でも、トランクルームの費用となると、愛着がないせいか、支払を遅らせる方がいます。
借りなければいいのにと思いますが、このような人は、しつこく電話して督促していると督促が嫌になって出ていくかきちんと支払うようになるのか、どちらかです。

 

トランクルームの金額は、低額のため、滞納督促は面倒ではあるものの、居住用と同じく、1週間遅れたら確実に電話して、いつまでに支払うかを確認しましょう。Aのケースは滞納は回収できなかったケースはほとんどありません。@の悪質なケースのみ、事故のような確率ですが、室数が多くなると発生する可能性はあります。

 

利用者していた人の所有物をすぐには捨てられないので、、契約の解除手続きと契約書の明け渡しのため、利用者の所有物を処分する旨を内容証明書等できちんと証拠を残しておきましょう。状況次第では大きなトラブルになることもあるので、弁護士に確認することをお勧めしています。

 

クレーム
トランクルームでクレームはほぼありません。年に数回あるかないか程度です。

 

クレームとしては、カビが発生した場合が頻度としては多くなります。トランクルームに保管しておいた洋服がカビが生えていてどうしてくれるんだ、というクレームとなります。

 

エアコンや除湿器を回し続けても、保管状態によってはカビは生えることがあります。そのため、契約の時点でカビなどが発生しても責任を負わない契約にはしておいてください。

 

ただ、地下の物件は、特にカビが発生しやすく、除湿器を置くか、最低限エアコンを回して換気をすると良いでしょう。カビが一斉に生えてしまい、多くの契約者が解除してしまう場合もありますの、地下の場合の湿度対策は十分にしましょう。

 

それ以外では、ほとんどクレームが入ることはないでしょう。廊下に他の人のものが置いてあるなどでクレームが入ったとしても深刻なクレームはありません。

 

まとめ
滞納は、居住用と同じく発生したら、すぐに電話して督促しましょう。長引いても大した金額でないのでほとんど回収できますが、長期間ならないように工夫が必要です。
クレームはほとんど起きませんが、カビ対策だけは除湿器やエアコンどで対策しておきましょう。

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