空き店舗、空き地、空き倉庫の有効活用にトランクルーム

大家の味方:不動産投資・空室対策・リフォーム・火災保険・法人保険・バイク駐車場・トランクルーム・節税

トランクルームビジネスのメリット

トランクルームビジネス(室内型)を始める上で人が住む住居系とは違ったメリットが多くあるこを把握しましょう。

 

@利回りが高い
 初期投資額が低く、トランクルームの坪単価は通常1万円以上取れるので、利回りがとても高くなります。また特筆すべきは、退去時のリフォームや現状回復費用がかからないため、ネット利回りが高くなるのが、住居系の賃貸経営とは異なります。

 

 単純利回りは、店舗を借りても20%以上行きますし、自分の所有物件で賃貸料が発生しないのであれば、50%以上の高利回りも実現できます。

 

 トランクルームビジネスの特徴としては、利回りがとても高いビジネスで、まだ多くの賃貸経営者が取り組んでいないため、チャンスが豊富にあります。

 

 事務所や店舗をテナントして貸そうと思ってもなかなか思うような坪単価は取れない時代です。思い切ってトランクルームに変更することも一つの空室対策のアイデアとなります。

 

 

A人が住まないので現状回復費やリフォーム費用がかからない
 トランクルームは、室内のパーティション(鉄の板で分けて部屋を作る)型や物置型、コンテナ型と種類はあるものの、物をおくスペースのため、特に現状回復費用やリフォーム費用がかかりません。掃除機をかけて雑巾で拭けばいい程度ですので、いわゆる賃貸経営の壁紙を変えたり、フローリングを修理したり、クリーニング費用がかかるということはありません。

 

 住居系に必須の水回りのユニットバスやトイレ、洗面台等もないのでコストが低いだけでなく、古くなって新しい設備を入れる必要がないのは、住居系の賃貸経営からするととても助かる事です。ガス台や電気コンロ等もないので火災リスクもほぼないビジネスとなっています。

 

 人が住まず、物を置く場所ですから、借地借家法の適用外にできるため権利関係の複雑さもなく、クレームの発生も少なく、楽な運営ができます。多少古くなってきもても物を置く機能に劣化が起こるわけではないのが、トランクルームビジネスのいいところです。

 

B建物の築年数が古くても問題ない
 物を置くスペースですので、建物の築年数も関係がほとんどありません。建物が壊れそうであったり、水漏れをしている等は論外ですが、通常使用できるレベルであれば、建物の築年数によってトランクルームの利用判断することは稀です。

 

 どちらかといえば、建物が古くても、賃料が安ければ全く問題ありません。逆に新しい建物でも賃料が高ければ、埋まらないケースも多くあります。

 

 そのため、古い建物を所有するオーナーや、古い建物でテナントが決めずらい店舗や事務所などを有効活用できます。

 

C需給が良好なビジネス
 まだトランクルーム利用に対する認知度も今後伸びており、5倍〜10倍程度の規模になっていく市場です。そのため、需要に対して供給が少なく、住居系の需給バランスからすると、貸し手に有利であり夢のような状況です。

 

 コンテナは、建築基準法上の問題があり、設置基準が厳しくなっており、今後設置することが難しくはなるのですが、その代わりに室内型のトランクルームは、用途規制はあるものの設置基準は厳しくないので、コンテナの需要も取り込めるため、今後は有利に働きます。

 

まとめ
トランクルームビジネスを大手でない賃貸経営者にもチャンスがあるビジネスです。利回りが高く、経費の低いビジネスです。古いテナントで長く空室が空いていたり、賃貸経営の手残りの少なさに疲弊してしまった方にとってトランクルームビジネスは新しい手法となるでしょう。

無料メルマガ登録:大家の味方

メルマガ登録ページへ