特殊清掃・遺品整理、専門業者を決めておく

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対応の遅れが被害を拡大:専門業者を事前に決めておく

どうして被害が拡大してしまうか?

 

被害の拡大の原因として、管理会社といえ不慣れなケースが多いのに、専門業者を使っていないために引き起こされています。

 

不慣れな管理会社が多い
大手の管理会社だといっても、室内での自殺・他殺や孤独死などに慣れているとは限りません。管理会社の担当者も若い社員であれば、初めてのケースもあります。またいつも使っているリフォーム業者で対応できるであろうと安易に考えている担当者が多いのが事実です。

 

専門業者を使わない
管理会社が使っているリフォーム業者の多くは、通常の原状回復や清掃が得意であり、部屋で亡くなったケースについて慣れていないもしくはやりたくない業者が圧倒的に多いことです。大家も同じですが、室内に踏み込むとドブのような腐った匂いが取れず、二度と現場に入りたくないものです。

 

虫が湧いていたりすると、通常の清掃業者では対応できないケースもあります。そうすると、管理会社から指示があっても後回しになっていきます。連携も悪くなり、完了までにものすごい日数が経ってしまします。

 

結果として対応が遅くなり被害が拡大する
管理会社に任せていても結果的に時間がかかることにより、想像以上に汚染が進行してしまうことが、最大の問題となります。冬場であれば、まだいいのですが、夏場の場合、死亡の翌日には腐敗が始まり、特殊清掃が必要になります。

 

染み出た体液や臭気は急速に建物を汚染するため、死亡翌日に発見し特殊清掃をした場合と10日後に発見して特殊清掃した場合では、費用は数十万円単位で跳ね上がることになります。

 

被害の深刻度
鉄筋コンクリートだと被害は進んでも床で止まりますが、木造などでは、染み出た体液などが、下階に垂れていき、下の住民は上から降ってくることになります。こうなると、住民はほとんど出ていきますし、体液などが広がりすぎると原状回復では、改善できず建て直しした方がいいケースまであります。

 

被害が深刻になる前に手をうつ
汚染が進む前に一日・一時間でも早く対応しないといけないということになり、悠長に相見積もりを取っている時間はありません。事故案件は、時間との勝負となることを肝に銘じておきましょう

 

まとめ:室内で事故(自殺・他殺、病死)が発生する前に、あらかじめ信頼できる特殊清掃・遺品整理の業者を管理会社には任せず、自分で決めておく必要があります。私は関東、中部、九州で物件を保有しているため、全国対応で信頼できる業者を確保しています。事故が発生したら、即電話して管理会社と連携を取るようにましょう

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