特殊清掃・遺品整理作業の流れ

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特殊清掃・遺品整理作業の流れ

部屋でご遺体が発見された後の流れは、下記のような流れになります

 

  1. 遺体の発見:亡くなられた状況や経過日数によって、ご遺体の発見現場は、異臭、汚物、体液等によって部屋の中が汚染されています。 
  2. 警察による検視と搬出:警察が部屋の中を検死します。事件性の有無を確認します。事件性がある場合は、ご遺体の搬出後、しばらくそのままにしておく必要があります。事件性がなくても、腐乱していて身元の判明までは、部屋の内部に入れないこともあります。汚染レベルが進んでしまうケースがあります 
  3. 専門業者へ依頼:専門業者へすぐに連絡して部屋の中を見てもらってください。見積もりや相見積りをしてもいいですが、時間がかかると汚染レベルが進行しますので、事前に汚染レベル毎の簡易金額を聞いておくといいでしょう。 
  4. 入室までの清掃:腐乱が進んでしまっていると、部屋の中に入るのは非常に危険です。きつい匂いで遺族の方でも倒れる場合や、感染症のリスクもあります。必要がある場合は、事前に入室できるレベルに清掃をします。 
  5. 目標設定:遺族の方と管理会社、大家含めて打ち合わせをします。見積もり金額とスケジュールの提示があります。 
  6. 遺品整理:遺族の方で処分できない場合は、遺品の整理を行います 
  7. 消臭・消毒作業:染みついた匂いを脱臭機で取り除くのと、外注などが発生していれば、除去します。脱臭の機械を持っている業者を選ぶといいでしょう。
  8. リフォーム:体液が染み込んでしまった床や匂いが残ってしまうクロスなどを撤去し、廃棄物として性分します。その後、原状回復工事を行います。後から匂いや 汚れが全く気にならないレベルに仕上げます 
  9. 引き渡し:大家は、その後賃貸できるレベルか確認し、引き渡しとなります

 

まとめ:作業の流れは、ある程度つかんでおきましょう。遺族、管理会社、特殊清掃・遺品整理の専門業者と関係者が多いので、事前に専門業者を決めておき、専門業者に任せておく段取りを決めておくといいでしょう。

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