賃貸経営で適正なプロパンガス業者を選択するためには

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適正なプロパンガス業者を選択するためには

プロパンガス業界を知れば知るほど、旧態依然とした古い業界です。ここまで古い体質の業界もなかなかありません。そして、賃貸経営者にとっても今後、このプロパンガス業界との関わり方は大きく変えていかないといけません。

 

今のまま続くと、プロパンガスは嫌悪設備になる
私は、都市ガスの物件がほとんどですが、物件のいくつかは、都市ガスであることを売りにしています。そのエリアではプロパンガスも多いので、都市ガスというだけで、空室が埋めやすいという状況が発生しています。

 

プロパンガス業界の料金体系や勝手に料金を上げてしまう悪習の問題もありますが、賃貸経営オーナーが過剰な設備を要求して、そのつけを入居者に払わせてしまっていることも要因のひとつになっています。

 

そのため、プロパンガスを選択するときに入居者のガス料金が都市ガスと同レベル程度となり、上昇しない仕組みを採用していくことを考えないと、自ら首を絞めていくことになりかねないと危惧しています。

 

つまり、プロパンガスが嫌悪設備になりつつあるということです。

 

今後は、プロパンガス業者を選ぶのには、第三者のプロの視点が重要
健全にプロパンガス業者を選ぶためには、今後プロの視点が必要になってきます。完全な中立が維持しているかの確認をすることはなかなか難しいのが実態ですが、第三者のプロの視点で対応できるのが、ブロパンガス料金を適正化する協会です。

 

この協会は、一般社団法人として、中立を維持しようと頑張っています。この業界の中では、初めて消費者の視点に立った団体として設立されていて、「消費者保護」の観点から、「協会の趣旨に賛同頂いたガス事業者」だけを賛助会員として迎え入れ、プロパンガスの料金適正化を目的とした活動に取り組んでいる団体です。

 

同じ業者での料金適正化や他事業者へ切り替え(契約変更)を実施した以降は、この協会が消費者の立場になって、適正なサービス体制維持のフォローをしてくれます。つまり、お目付け役になってくれるということです。このことにより、消費者保護の実現を目指しているということになります。

 

また、よく適正化と言われると、業者の切り替えを目的にされると勘違いされるのですが、賛助会員であれば、この協会が橋渡しをして、適正料金への変更が可能になります。その後値上げされるのではないか、との心配については、協会がチェックしているので、プロパンガス業者がそのようなことをすることはまずありえないとみていいでしょう。

 

もし、違反でもしたら、協会から退場を命じられますし、そうなると、いままでの契約している分すべてをチェックされて、適正範囲になっていなかったら、他の賛助会員への切り替えされることになるからです。

 

賃貸経営者にとってのメリットは
この協会の料金の適正化を行うと、都市ガスと同程度の料金体系になります。

 

いままでのように、過剰な設備の要求は通らなくなるでしょうが、適正な料金が維持できれば、都市ガスと同程度の料金体系ということを賃貸募集店にも強くアピールできるようになります。つまり、過剰な設備要求よりも、プロパンガスというマイナスイメージを払拭できる効果の方が高いとみています。

 

都市ガスと同レベルの料金の中で収まる範囲内で、設備の交渉することは問題ないと思いますし、どんどん賃貸経営者として取り組むべきでしょう。

 

誰もが、WINになる環境を作ることが、賃貸経営オーナーにとっても必要な視点になっていくでしょう。

 

まとめ
・入居者だけに過剰なつけを払わせるプロパンガス業者は、賃貸経営オーナーにとっても排除すべき
・プロパンガスでも都市ガスと同じ料金レベルにし、競争力を下げない努力をしましょう

 

※保有物件のプロパンガス料金を適正化したい、プロパンガスの適正化について知りたいということであれば、問い合わせして下さい。

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